せっかく誕生日なんだから、とヴァンプ様のことを考えていると、というかヴァンプ様とレッドさんのことを考えていると、やっぱレッドさんが１歳になった時にヴァンプ様がいなかったのは惜しかったなーという結論に達しました。
　だってあん時、それほど懐いているとは思えなかったエジプトにまで、「かーめ！」とじゃれついていたレッドさんなんですよ？　てことは、公式で懐きまくっている（笑）ヴァンプ様がその場にいた日にゃあ、
　「ばんぷ～」
　ってなるに違いないじゃないですか。思い切り嬉しそうに抱きついて、不意をつかれたヴァンプ様がそのまま倒されて、壁に頭をぶつけてクラクラしたり、青ざめた部下たちが引きはがそうとするんだけどヴァンプ様にしがみついたまま離れようとしないレッドさんとか見られそうじゃないですか。いや、惜しいことをした！　ひょっとしたら、
　「ばんぷーすきー」
　なんて告白があったり、
　「れ、レッドさん？？」
　などと青ざめる（←ポイント）ヴァンプ様が見られたかもしれないのに！　レッドさんが唯一素直になる瞬間があったかもしれないのに！　残念！　なんでヴァンプ様、そこにいなかったんだろうなー。いや、惜しいことをした。
　もし本当にそんなことがあったら、レッドさんは当分の間ヴァンプ様の顔が見られなくて、対決もせずに避けまくりそうですけどね。そういう照れ隠しレッドさんもまた楽しいかも。惜しいことをしましたなー。

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