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つれづれ日記
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 パチパチありがとうございます♪ ヴァンプ様好きの方なのでしょうか。嬉しいですvv

 ところで、日本代表の次戦の相手が決まりましたね。韓国とですかぁ。…いや別に、韓国がどうこうといってる訳ではないですが、正直……………飽きた(ぼそっ)
 だって、日本ってなにかにつけて韓国と戦ってるじゃないですか。この前も親善試合で戦ったし、野球じゃしょっちゅう戦ってるし! あー、まだ見たことない他の国とやる日本を見たかったなー。まあそれこそ、コパで見られるけどさー。
 うんでもまあ、決まったからには仕方ないです。全力でがんばれ!

 んで、昨日?一昨日? ヴァンプ様の夢を見ました。やっだー嬉しー 切ない系の話だったのですが、勝手に萌えて書き起こしてみました。以下、小話。夢の話です。



 奇妙な夢を見た。

 自分はどこかの路地に立って、誰かと話をしている。自分とほぼ同年代の女性だ。見覚えはないが、夢の中では確かに自分の知り合いで、その人の言葉に自分は笑いながら相づちを打っていた。
 と、その時。目の隅で赤い何かが横切った気がして、道路の向こう側を見やる。
 視線の先に、赤いマスクの男がいた。仕事帰りなのか、片手に鞄を反対の腕にスーパーのレジ袋を引っかけて歩いている。少し前屈みになったその姿に、懐かしいな、と目を細めた。でももう、声はかけない。なぜなら、そうするだけの理由がないからだ。
 歩いている人間はもはやヒーローではなく、かつてそうであったというだけの一般人だ。ずいぶん前に、男自身がそう選択した。ならば、自分が男に話しかける所以など存在しない。以前のように手を振りながら、名前を連呼することもない。
 男は、レジ袋を重たそうに持ち換えた。きっと、その袋の中には彼の同居人から頼まれた、夕飯の食材がたくさん詰め込まれているのだろう。今日の夕飯のメニューはなんなのか少し気になったが、自分には関係がないことだ。
 関係ない。
 そう呟くと、胸の奥に冷ややかで乾いた風が吹いた。男はこちらに気づくことなく、どんどんと遠ざかっていく。昔はずいぶんと近かったように思えた距離が、今は実際の距離以上に開いている。以前あったように思っていた自分と男とを結ぶ縁は、いつの間にかふっつりと切れ、どことも知れない場所へ流れて消えてしまった。
 もう関係ない。
 己の感慨が思った以上に堪え、緩く吹く春の風に目を閉じる。
 あら、ヴァンプさん。どうしたの?
 急に黙り込んだ自分をいぶかしんで、話し相手の女性が問いかけてきた。慌てて目を開く。何でもない、と答えるより先に、彼女は自分と同じ方向へ視線を向けた。そうでなくても赤いマスクは目立つ。彼女はすぐに自分が何を見ていたか察したようで、不思議そうに問いかけてきた。
 あの方、ヴァンプさんの知り合い?
 ……いえ。
 緩慢な仕草で首を振って、再度彼に視線をやる。結局自分を認識することなく去っていった、元ヒーローの後ろ姿を眺めた。
 知り合いかと思ったんだけど……。よく似ただけの人だったみたい。

  ──── 本当、昔の知り合いによく似ていたんだけど。

 そう独語する自分の声が、むなしく地面に落ちていく。よくあるわよねぇ、そんなこと。と笑う女性の声に頬をゆがめて笑おうとし……。
 そこでヴァンプは目を覚ました。

*****

 いや、私が目を覚ましただけですが、この後ヴァンプ様はどうするんでしょうね。想像したら、ニヤニヤが止まらないです。今度、また続きを妄想しようっと!

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